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近年のユリス・ナルダンを特徴付ける、肉抜きされたダイアルに「X」の文字を大胆にあしらった「スケルトンX」に2本の新作が追加された。まばゆいダイヤモンドに彩られ、スポーティーな外観ながら上品さを演出する。

きらびやかな透明感

 2019年にユリス・ナルダンが発表した「スケルトンX」は、同社の新しいデザインコンセプトのもとで製作された。直線的なラインが目立つ多面ケースと、中央に「X」のアイコンを大胆にあしらい極限まで肉抜きされたダイアルならびにムーブメントが特徴的な、近年の同社を象徴するデザインだ。

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ユリス・ナルダン「スケルトンX スパークリング」
手巻き(Cal.UN-371)。2万1600振動/時。パワーリザーブ約96時間。Ti(直径42mm)。50m防水。346万円(税別)。

そして21年、このスケルトンXをダイヤモンドで彩った新作「スケルトンX スパークリング」が発表された。ベゼルに80個、ダイアルのバーインデックスと3時、9時位置のローマ数字の部分には69個のダイヤモンドがセッティングされている。エクスクルーシブできらびやかな時計を好む愛好家のために製作された2本だ。

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ユリス・ナルダン「スケルトンX スパークリング」
手巻き(Cal.UN-371)。2万1600振動/時。パワーリザーブ約96時間。18KPG(直径42mm)。50m防水。462万円(税別)。

しかし派手さは抑えられていて、むしろ上品。同社の自社製ムーブメント「Cal.UN-371」が搭載され、その透明感をダイヤモンドが際立たせている。スケルトンムーブメントならではのメカニズムを堪能することができ、同社の誇るシリシウム製造技術が垣間見える。特筆すべきはワイドで軽量なシリコン製のテンワで、特殊な形状のニッケル製ウェイトと安定性の高いマイクロブレードが搭載されている。

 また、ホワイトモデルはダイヤモンドだけではなく香箱がマザー・オブ・パールで装飾されており、エングレーブされた円形パターンが美しさを際立たせている。

 

記事の転載元:https://www.webchronos.net/news/60023/

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